24人が本棚に入れています
本棚に追加
ジグリの店が跡形もなく消滅される前、ザレン達は…
ゲロリアル「ふう。なんとか撒いたゲロね」
ザレン「はあはあ…しつこい天使だった…」
ザレン達は息切れしながら、とある廃ビルの中に居た。
ザレン「おそらく、ジグリ殿の店は、あの天使共に消されるだろう…そしてジグリ殿本人も、魔界へ送り返されただろうな…」
ザレンはそう言って壁にもたれる。
ゲロリアル「じゃあ、俺らの店もバレて、同じように消され…」
ザレン「多分、天使共はジグリ殿を捕まえて私の居所を白状されてるだろう。今頃、私の店に来てるんじゃないかな?」
ゲロリアル「じゃあ、店に戻るのは不味いゲロね」
ザレン「ああ…店に私のお気に入りの壺があるんだが…もう駄目だろう。今戻ってもおそらく天使共が待ち構えているか…もう店が消されてるかのどっちかだ」
ザレンはそう言うと肩を落とした。
ゲロリアル「これから、どうするゲロ?どっか遠くの国に逃げるゲロか?」
ザレン「いや…逃げん」
ゲロリアル「え?」
ゲロリアルは不思議そうな顔でザレンを見る。
最初のコメントを投稿しよう!