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ハイネ「ああ、本当だ。だからこうしてすっ飛んで来たんだが…見た所、無事そうで安心した。右京神父に聞いたら、刑事達と一緒に向かったって聞いたから、今から休憩所に行こうとしてたんだよ」
ナオ「まさか、その刑事達に悪魔が化けて僕を殺そうとするんじゃないか?って思ってたの?」
ハイネ「その通りだが、お前は無事だし安心したって訳だ」
ハイネがナオの頭をポンと撫でながら言っていると、二人の刑事達がやって来る。
ナオ「また話しですか?」
岩倉「いや、違うよ。帰る所だから心配しないでくれ」
鮫島「進展があったものでね。我々は今から其処に行くんだよ」
ナオ「進展?何かあったんですか?」
鮫島「ああ、○○港の倉庫の中に今回の事件の犯人二人の死体が発見されてね。しかも自殺だけどね。それを…」
岩倉「馬鹿!ベラベラ喋るな!」
鮫島「あ…すみません…」
岩倉「では、我々はこれで…」
刑事達はそう言って、逃げるように去っていった。
ナオ「自殺…?ヒロ達が…?」
ナオはそう呟きながら呆然と立っている。
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