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《暗黒屋》
少年「暗黒屋…」
ジグリ「そう、此処は暗黒屋じゃ。心に闇を持つ者だけが来れる所じゃ。お前さんが此処に来れたという事は、心に闇を持っておる。店の看板を見たんじゃろう?誰か殺して欲しいんじゃろう?佐藤幸男よ…」
少年はワシの言葉を聞いて驚いた表情を見せる。
幸男「どうして僕の名前を…?」
ジグリ「お前さんを見れば解るわい。学校でいじめられてるんじゃろう?それで、いじめた奴らを殺してくれるように、ワシの店へ入った…」
幸男「あ…貴方は一体…?」
ジグリ「ワシの事はどうでも良いじゃろ?まあ一つ言える事は、普通の人間とは違うという事じゃな」
ワシは不気味に笑いながら、地球儀の様な形のデカい水晶を出して、カウンターに置いた。
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