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ジグリ「この水晶に手を当て目を閉じ、いじめた奴らの名前と顔を思い浮かべよ」
幸男「わかりました」
幸男はワシに言われた通り、水晶に手を当て目を閉じる。
しばらくすると、水晶に幸男をいじめた奴らの姿が映る。
ジグリ「ご苦労。もう目を開けても良いぞ」
幸男「はい」
幸男はゆっくりと目を開けて水晶を見る。
幸男「!?これは?あいつらが水晶に映っている?」
幸男は驚きながら水晶をマジマジと見つめる。
ジグリ「驚いたか?この水晶はただの水晶ではない。憎い奴の顔や名前を水晶に手を当て思い浮かべると、その対象の奴の今居る場所や姿が確認できる」
ワシは水晶を指差しながら幸男に説明する。
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