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幸男「す…凄い…こんなにはっきりと…しかも、声も聞こえる」
幸男は眼鏡を縁を持ち上げながら水晶を見つめている。
ジグリ「こいつらが今居る場所は、どうやらコンビニの外の様じゃの。なんか座ってお喋りしとるのう」
幸男「あの真ん中に座ってる奴が、僕をいじめている不良グループのリーダーです。後は、取り巻きの奴らです」
幸男は水晶に映っている奴らを指差しながらワシに説明する。
ジグリ「幸男よ、いじめた奴らは全部で何人じゃ?」
幸男「5人です。今水晶に映ってる奴らがそうです」
ジグリ「じゃあちょうど良いのう。全員揃っとるわい」
ワシは水晶を見ながら黒笑みを浮かべる。
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