11人が本棚に入れています
本棚に追加
ここで止まったら間に合わない…!
そう思った私は、信号に向かって全力疾走。
ギリギリで白線に着くことが出来た。
あとは向こうに行くだけ……その時だった。
ププー!!
大型トラックが走っている紅音の右側から出てきた。
しかも、かなりのスピードで。
(ひかれるっ…!)
そう思い、せめてもの抵抗で顔の前に腕をだし、防御の姿勢をとる。
けれどその矢先に、私の体に異変が起きた。
「体が……光ってる!?」
そう、私の体が光り出したのだ。
どうやら私は普通ではなかったらしい。
だって、死ぬ直前に体が光るとか無いでしょ。
そしてそのまま光りに吸い込まれるように、私の意識が途切れた。
最初のコメントを投稿しよう!