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「帰りたい………」
今の私の切実な思い
「許さん(笑)自業自得だ」
「……バカ。アホ。ナルシスト教師」
「口動かさないで手動かそうか、ソラちゃん」
何故よりによってこの教師に補習なんか……
今日はとことんついてないみたい
「………あー゛もう無理!!」
「ん?何処が分からないの?」
「……いちいち近いんだってば!!」
本人はそんな事いちいち気にしないんだろうけどね
本当にいちいち近いのよ
まあ私は?
そこらの尻軽女みたくちょっといい雰囲気になったからって
ときめいちゃう……なんてあり得ませんがね
「このまま保健の補習もしちゃう?」
「………教育委員会に訴えますよ?」
「……マジ勘弁(笑)」
この余裕の笑顔がムカツク
そしてその笑顔で女達を骨抜きにしちゃう事もムカツク
正直私には分からない
この教師“パク・ユチョン”のどこがいいのか
どうせ見た目でしょ?
ちょっと微笑まれちゃったからって
勘違いもいいとこ
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