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「そうすれば、必然的にこの名前の設定権もオレのものになる。
トーキョーだろうがサイキョーだろうが好きな名前に変えてやるわっ!」
美しい顔に似合わず、かっかと笑うクロム。
そしてまた、「トーキョートッキョーキョキャキョキュっ!」と叫んだ。
ガンマは再び大きな溜息をつく。
口から吐き出された生暖かい溜め息は、周囲の気流を乱した。
左の翼が気流から外れ、ガンマの体は大きく傾いた。
「うをうっ!」
と、叫び声をあげ、バランスを崩したクロム。
前のめりにそのきれいな顔をガンマの背中に打ち付けた。
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