【桜】
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……俺が座る車椅子。隣りには、夕暮れで赤く染まった大切な人。 気がついた時、二人はお互いの顔をみていた。 朋也「……今度は二人で歩いていこう。なあ智代」 俺は手を差し出した。 智代「うん、二人で…」 差し出していた俺の手は、暖かいものに包まれた。
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