第1夜 始まり始まり

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め、めちゃくちゃ睨んでやがるが…依頼人の手前ガクブルするわけにいかねぇからとりあえずやせ我慢してみる!! 和田『あ、あの?顔色が悪いですが大丈夫ですか?』 と心配そうに依頼人が聞いてきやがる!!なんてこった…表情に出てたのか……えぇい!!ダメだダメだ!!こんなんじゃプロ失格じゃねぇか!!頭をブンブン振って依頼人を見た。 零『し、失礼しました…ちょっと貧血気味なもんで…なっはっはっは!!大丈夫ですよ…それより…あなたの家の2階の窓から女が覗いてこちらを睨んでいます…恐らく…いや確実にあなたに憑いてる霊ですね、とりあえず…中に入って状況を知りたいのでお邪魔してよろしいでしょうか?』 言い忘れてたってか話の内容からわかると思うが俺達はずっと外で話していた…なぜ家の中で話さなかったかと言うとそれには理由があってだな…家の中は最早【あれ】のテリトリーだからどんな妨害してくるかわかんないしな…ってかまぁ防ぐことも出来たが…なんていうかその…ぶっちゃけ怖かったっていうね…ははっ(笑)もうやんなっちゃう…
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