第一章4月17日(月)

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『俺も行こうかな』 瑠美音を追い掛けるように俺は部活へ向かう。 初めての部活だがテニスは初心者じゃあ無い コートに入ろうと為たときに先輩の指示の声が響き渡る 『一年は素振りの後ボールカバーだ!』 今更素振りの練習か~と思いながら素振りを続ける そこに瑠美音がちょっかいを出して来た 『長世膝伸びすぎそんなんじゃ打てれんやろ!(笑)』 またしても嫌味な発言だ! 『ハイハイ分かったよ!』 テニスでは瑠美音が上だから言い返す言葉も無いのが現実だ! 部活が終わって後片ずけを為ていると部室の端にネックレスが落ちていた綺麗だけどほこりまみれだった。付けてみようか迷ったが辞めておいた 『誰のだろう?』 疑問はあったが貰って良い気がしたから持って帰った 何時ものように帰宅した俺は一人暮らしだから帰っても誰も居ない一人なのに三階建てだとりあえず勉強しようと机に向かったその時チャイムが鳴った 『少し待って!』 そう言いながら三階から降りて行く ドアを開けるとそこには悠紀が立っていた 何時も夜に晩飯を持って来てくれるのだ 『ありがとう』 そういって晩飯を受けとると直ぐに帰って行った。 悠紀の作る飯は旨い 食べて風呂に入って勉強を終わらせた。 『眠い』 虚しい一人事と共にベットえ崩れ落ちた。 4月17日(月) 終わり
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