第1話 始まりのデスゲーム

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第1層 始まりの街 ソウマ「おっと、ごめんな場所開けてくれるか?」 スズナロ「なんだ?、みんな集まってよ」 「なんだ?アンタら、知らないのか?」 ある一人のプレイヤーが話しかけてきた ソウマ「なにがだ?」 「ログアウトしてみろよ」 スズナロ「ログアウト?」 ソウマは言われた通りにログアウトを試みる だが ソウマ「な!、なに!?」 スズナロはソウマの顔を見る その顔は青ざめていた スズナロ「ソウマ!?、どうしたんだよ!」 ソウマを揺するスズナロ そしてソウマは ソウマ「…………い、……ない……」 スズナロ「は?」 ソウマ「ないんだよ!、ログアウトの項目が!」 スズナロ「なん……だって………」 スズナロもすぐに確認する やはり スズナロ「な、ない……なんでないんだよ!」 ???「その問い、答えて上げよう」 空から声がする すると 「な、なんだあれは!」 プレイヤーの一人が空を指す そして ???「皆さん、こんにちわ、わたしはこのゲームのマスター、カエバ アキヒコといいます」 空から突然現れたPC(プレイヤーキャラクター)はカエバ アキヒコと名乗った ソウマ「カエバ…………アキヒコ、このゲームを作った奴か」 プレイヤーたちは騒ぎ始める カエバ アキヒコ「皆さん、わたしは大切な事伝える為に皆さんの前に現れました」 スズナロ「大切な事………?」 ソウマ「………………」 ソウマ(大切な事だと、わざわざゲームマスターが出てきてまで…………それほど大事なことなら、公式サイトに書き込めばいいのに おかしい) ソウマは頭の中で様々な事を思い浮かべる カエバ アキヒコ「皆さんはログアウトができない事はご存知ですね 実はそれはバグでもなんでもありません」
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