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勇者の後ろにはアヤキの姿もあった。
前にラゼリア村に来た、勇者の仲間達の姿は見えないのだが……
それでも、かなりの武装した人達がいるのだ。
ざっと万は越えているはず。
元々余達は全体の人数も少なく、戦いに来ているためでもないため、数百名しか連れてきていない。
魔族との戦いに数を揃えても無意味なのだが……
それでも圧倒される迫力があるのだ。
「ルシフェル……どうする?」
横にいたディアスが小声で余に問いかけた。
「……大丈夫だぞ」
余の知る勇者であるなら、次は……
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