魔王と勇者のいる日々・2

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勇者の後ろにはアヤキの姿もあった。 前にラゼリア村に来た、勇者の仲間達の姿は見えないのだが…… それでも、かなりの武装した人達がいるのだ。 ざっと万は越えているはず。 元々余達は全体の人数も少なく、戦いに来ているためでもないため、数百名しか連れてきていない。 魔族との戦いに数を揃えても無意味なのだが…… それでも圧倒される迫力があるのだ。 「ルシフェル……どうする?」 横にいたディアスが小声で余に問いかけた。 「……大丈夫だぞ」 余の知る勇者であるなら、次は……  
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