魔王と勇者のいる日々・3

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……え、と? すまぬ、少し整理するのだ。 リザは魔女に連れられて、ここへとやって来た。 前日の夜に一生懸命考えた事があって、それを余達に伝えたかったのだという。 だが今日、余達が戦っているのを見て全て吹き飛んだと…… つまり? リザがにこりと笑った。 いつものような優しげな笑み。 よかった、もう怒ってないのだな。 安心したぞ。 「魔王様、勇者様。 あたし――」  
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