魔王と勇者のいる日々・3

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余と勇者は、無言のまま何度目かの目配せをした。 勇者が肩をすくめ、 余が頷き、 その肩に手を置けば、 やれやれといった風に勇者が頭を振り…… 「「なにぃぃぃぃぃっ!?」」 同時に絶叫した。 「りりりリザ!? ほっ……本気なのか!? 本気で余の事を……!?」 「か、考え直せ娘! そんなはずないだろう! それは……そう、一時的な思い込みの……!!」 「嫌いです。」 「笑顔のまま言わないで欲しいのだぁぁぁ!!」  
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