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それから頭と体を洗い終え、風呂から上がり、何時ものように日向の髪をバスタオルで丁寧に拭いた後、リビングに戻った。
俺がソファーに座ると、その上に日向が座った。
そして、甘えるように凭れかかって来る日向の頭を優しく撫でた。
「うゅぅ//」
少しの間撫でていると、眠くなってきたのかうとうとしだした。
「日向、もう寝るか」
「・・・・うん・・・・」
そう言いながら体の向きを変え、俺の首に手を回してきた。
「抱っこか?」
「んっ・・・・//」
今日は今までで一番の甘えん坊だな。
「ゆうやぁ・・・・」
「はいはい」
少し潤んだ瞳で見上げてくる日向を抱き上げた。
「ありがと//」
「どういたしまして」
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