129人が本棚に入れています
本棚に追加
/449ページ
日向の家に泊まった日から二週間経ち、今日はいよいよ中学校の入学式だ。
と言っても、クラス発表と入学式だけで、午前中に終わるから、午後からは特にする事ないな。
まぁ日向と遊ぶだろうけど。
因みにその日向とは今日は学校の前で待ち合わせをしている。
｢あ、悠哉！｣
先に学校前に着き、少しすると、そんな声と共に俺の元に駆け寄り、そのまま俺に飛びついてきた。
｢おはよう日向｣
｢おはよ！｣
｢ひーちゃん、いきなり飛びついたら危ないでしょ｣
日向を抱き上げて、頭を撫でていると、少し遅れて雪さんと咲さんが来た。
｢ぁぅぅ････ごめんなさい｣
｢雪さん、俺なら大丈夫ですよ｣
日向は軽いし。
｢流石悠哉君だね！｣
｢はは。じゃぁ日向、クラス見に行くか｣
｢うんっ！｣
日向を降ろし、クラス表が貼ってある掲示板に向かった。
最初のコメントを投稿しよう！