中学校入学

4/43
129人が本棚に入れています
本棚に追加
/449ページ
「じゃぁ改めて、私は坂本美優。で、こっちが・・・・」 すると、今までで黙っていたもう一人が口を開いた。 「・・・・西村楓・・・・よろしく・・・・」 「よろしく。俺は原田悠哉。で、こっちは・・・・ん?」 日向の紹介をしようとした所で、俺の後ろに隠れている事に気づいた。 「後ろに隠れてるのが伊藤日向」 「よろしくねっ!」 坂本は後ろに回り、日向に近づいた。 「ぁぅ・・・・」 すると日向は前に周り、俺に抱きついた。 「私早速嫌われた!?」 「違う違う。日向は人見知りが激しいから、びっくりしたんだよ」 俺は日向を落ち着かせる為に、優しく頭を撫でた。 「・・・・だったら・・・・美優が・・・・悪い・・・・」 別に誰が悪いって訳じゃないけど。 「ごめんなさい」
/449ページ

最初のコメントを投稿しよう!