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「そう言えば、日向が俺以外の誰かと友達になるなんて初めてだな」
私服に着替え、俺と日向の制服をハンガーに掛けながら聞いた。
「うん。何かお姉ちゃんみたいな感じがしたから」
「そうか。じゃぁあの二人とは仲良くなりそうだな」
「うんっ!」
そう答えて、眩しい位の笑顔を見せてくれた。
「俺も日向が俺以外の友達が出来て嬉しいよ」
俺がそう言うと、少し慌てたような表情をした。
「で、でもっ・・・・ゆうやが一番だから・・・・」
「一番?」
何がだ?
「うん。僕の一番の友達はゆうやだから///」
・・・・一番の友だち・・・・か。そうだよな。
「ありがとう日向。俺も日向が一番の友達だからな」
俺は日向を優しく抱きしめ、頭を撫でた。
「うん・・・///」
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