新学期

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「お風呂先に頂きました・・・・おっと」 リビングに入り、言い終わると同時に日向が飛び付いてきた。 「どうした?」 「ゆうや。いい匂い//」 まぁ、風呂上がりだからな。 「この匂い好き//」 「はは。それはよかった」 俺は日向が落ちないように、しっかり支え、ソファーに座った。 「咲、お風呂入っちゃって。ひーちゃんは多分暫く動かないから」 「うん。分かった」 「ほら、日向も何時までもくっついてないで。離れてくれないか?」 俺の首辺りの匂いを嗅いでいるのか、息が当たって擽ったい。 「やだっ///」 やだっ。って・・・・全く。 しょうがないな。 「咲さんが上がってくるまでな?」 ぴったりくっついている日向の頭を優しく撫でた。 「ふみゅ・・・・えへへ///」
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