新学期

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それから少しして、日向と雪さんがリビングに戻ってきた。 「ゆうやっ!」 日向はリビングに入るなり、再び俺に飛びついてきた。 「ちゃんと温まってきたか?」 「うんっ!」 うん。いい返事だ。 「日向もいい匂いだな」 さっきの仕返しとして、日向の首辺りの匂いを嗅いでみた。 「ゆ、ゆうや・・・//」 「ん?」 「擽ったいよ//」 「知ってる。さっき俺もやられたからな」 「うぅ・・・・///」 「分かった分かった」 匂いを嗅ぐのをやめて、優しく頭を撫でた。 「んっ//」 「やっぱり二人はラブラブだね!」
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