新学期

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「ごめんごめん」 「うゅ・・・///」 優しく頭を撫でると、叩くのをやめ、大人しくなった。 「さぁ、もう寝るか」 「ひゃぁ///」 日向を乗せたまま立ち上がると、びっくりしたのか可愛い声を出した。 「ゆうやっ・・・・///」 「可愛い声出して、どうした?」 「い、いきなりはダメだよ///」 いきなりって・・・・ 「いきなりだったら何か困るのか?」 「そういう訳じゃないけど・・・・びっくりするから///」 「そっか。ごめんな」 「んーん。ちょっとびっくりしただけだから//」 「じゃぁ日向、しっかり捕まっててな」 「うんっ//」 そう返事をすると、首に手を回し、力が少し強まった。 「それじゃぁ、雪さん、咲さん。おやすみなさい」 「おやすみ、お姉ちゃん!」
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