受験生

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「ん・・・・ゆうやの匂い//」 「いや、匂い嗅ぐのはやめてくれ」 俺と日向の制服をハンガーに掛けながら言った。 「どうして?」 いや、どうしてって・・・・ 「僕ゆうやの匂い好きだよ。落ち着くし//」 うん。前に聞いたから知ってる。 「分かった。匂い嗅いでてもいいけど、勉強はするからな?」 「はぁい!」 じゃぁまずは・・・・ 「ほら、日向。あーん」 クッキーを一枚取り、日向の口元に持って行った。 「あーむっ//」 それを日向は何の躊躇いもなく、口に入れた。 まぁ、しょっちゅうしてたから流石に慣れたか。 「このクッキー美味しい!」 「それはよかった」
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