受験生

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結局、日向は晩ごはんの時間になるまで寝ていた。 まぁ、俺が起こさなかったら多分そのまま寝てただろうけど。 今は晩ごはんを食べ終え、リビングで少し休憩。 「うに・・・・ねむい・・・・」 眠いのか。なら早く風呂入らないとな。 「ほら、眠いのは分かるけど。風呂行くぞ」 「ん・・・・はぁい」 ごしごしと眠そうに目を擦る日向を連れて風呂場に向かった。 「うゅ・・・・ねむ・・・・」 頭も体も洗い、湯船に浸かりながら日向はうとうとしている。 「じゃぁもう上がるか」 「ん・・・・」 夢の中に旅立とうとしている日向と風呂を出た。 「・・・・スゥ・・・・スゥ・・・・」 「日向、今寝たら風邪引くぞ?」 頭も体もまだ濡れてるし。
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