受験生

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「ぅ・・・・スゥ・・・・スゥ・・・・」 「しょうがないな」 先に急いでジャージに着替え、日向の体を丁寧に拭いた。 「何時までたっても子どもだな」 日向のパジャマを着せた所で、そんな事を呟いた。 ・・・・しかしまぁ・・・・ 「俺のだからぶかぶかだな」 薄手の長袖だから、指まで隠れてるし。 「ぅ・・・・ゆうやぁ」 「起きたのか?」 「ん・・・・だっこ」 やっぱりまだ寝てるのか。 「はいはい」 「ん・・・・//」 俺が抱き上げると、首に手を回して、ぎゅっと抱きついた。 「・・・・おやすみ・・・・//」 「うん。おやすみ」 頭を撫でながら、耳元でそっと囁いた。 日向はそれが心地よかったのか、直ぐに可愛らしい寝息をたて始めた。
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