受験生

13/33
前へ
/449ページ
次へ
「じゃぁ俺は美優に掛けるから、日向は楓を頼むな?」 「はぁい!」 日向のパジャマ・・・・前に母さんが日向にプレゼントした猫のキグルミパジャマを取りに行き、その帰りに、二人に連絡を入れた。 「分かった。じゃぁ待ってるから」 『りょうかーい!』 「ゆうや、美優ちゃん何て?」 日向も電話を終えたのか、携帯をポケットに仕舞いながら、聞いた。 「来るって。そっちはどうだった?」 「楓ちゃんも来てくれるって!」 「そっか。よかったな」 「うんっ!」 今日は賑やかになりそうだ。 「皆でお泊まり楽しみだなぁ!」 「そうだな」 「えへへ・・・・//」 日向の頭に手をポンと置き、優しく撫でると、気持ちよさそうな表情をした。 今さらだけど、日向って本当小さいな。
/449ページ

最初のコメントを投稿しよう!

129人が本棚に入れています
本棚に追加