受験生

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家に着き、後二人泊まりに来ることを母さんに伝えると、直ぐに買い物に出掛けた。 「ゆうやぁ//」 日向と部屋で本を読んでいると、突然甘えたような声を出しながら服の袖をちょんと、摘まんだ。 「どうした?」 本に飽きたか? 「んと・・・・」 「おいで」 本を読むのを止め、自分の膝をポンと叩いた。 「うんっ//」 「何かDVD見るか?」 二人が来るまで特にする事ないし。 日向も本に飽きたみたいだし。 「うん。怖いの以外なら・・・・」 「分かってるよ。日向は怖がりだもんな」 「だって、ほんとに怖いもん・・・・」 「じゃぁ、ちょっとごめんな」
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