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その後、勉強をしようと言う話にもなったが、美優が勉強道具を持って来ていなかったため、別の案を考える事になった。
「ゆうや、足痺れてたの治った・・・・?」
隣では、俺の足の痺れが治まるのを今か今かと待つ日向が、服の袖をぎゅっと握った。
そうだな。足の痺れもなくなったし。
「いいよ。おいで?」
そう言うと、パァっと表情が明るくなり、ポスッと膝の上に座った。
「で、今から何するの?」
「そうだな。トランプでもするか?」
上目遣いで聞いてくる日向の頭をクシャクシャと撫でながら答えた。
「ん・・・・トランプかぁ。小さい頃よく悠哉としたよね//」
日向は今も小さいけど。
「そうだな。日向は負けるたんびに頬っぺた膨らまして怒ってたな」
「そ、そんな事ないよ・・・・///」
「はいはい。二人はトランプでいいか?」
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