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日向の頭を撫でて、40分程たった所で、パジャマ姿の二人が戻ってきた。
「ふぅ・・・・いいお湯だった」
「・・・・美優・・・・」
「え、なに?」
「何か言い方が親父臭い」
「えっ、酷い!」
そう言うと、ガクッとうなだれてしまった。
「ゆうや、美優ちゃん可哀想だよ。ちゃんと謝らないとだめだよ?」
日向が言うなら仕方ない。
まぁ女の子に親父臭いなんて言った俺も悪いんだけど。
「美優、悪かった。ごめん」
「まぁそんなに気にしてないんだけどね」
そう言って、普通に立ち上がった。
・・・・だったら俺謝らなくてもよかったんじゃないか?
「・・・・日向。俺たちも風呂行こう」
「うんっ!」
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