129人が本棚に入れています
本棚に追加
「・・・・スゥー・・・・スゥー・・・・」
「ひー君寝ちゃったの?」
「あぁ。寝たな」
ぐっすりと。
「・・・・クスッ・・・・ひなは・・・・悠哉の・・・・腕の中が・・・・一番・・・・安心するみたいだね・・・・」
「そうか?」
一番かどうかは分からないけど、安心するっていうのは知ってる。
「にゃぅ・・・・//」
俺にくっつき、服の裾をきゅっと掴んで寝ている日向の頬を指で優しくなぞると、擽ったかったのか変な声を漏らした。
「さて、日向も寝たし、俺も寝るかな」
起きててもする事ないし、俺が部屋に居ない時に起きたら寂しがるし。
と言うか服の裾を掴んでるから多分離れないし。
俺も眠くなってきたし。
「二人はどうする?」
起きてるなら二人には悪いけど、先に寝かしてもらう事になる。
最初のコメントを投稿しよう!