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「じゃぁ頼む」
「楓ちゃんよろしくね?」
「・・・・うん・・・・任せて・・・・」
楓にデジカメを預け、鳥居の前に日向と並んで立った。
「日向?」
隣に立つ日向が俺の腕に抱きついてきた。
「・・・・//」
離れないって事はこれで撮るつもりなんだな。
可愛いじゃないか日向。
「・・・・じゃぁ・・・・撮るよ・・・・?」
「ん、あぁ」
視線をカメラに向け、空いている方の手でピースをした。
「・・・・よし・・・・撮れたよ・・・・」
「ありがとう」
「ありがとう楓ちゃん!」
「・・・・どういたしまして・・・・」
デジカメを受け取り、美優の待つ首里城本宮を目指した。
その間、日向はずっと腕に抱きついたままで。
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