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「肘出して」
「うん」
「ちょっと滲みるけど、我慢しろよ?」
消毒液を肘に数滴落とし、ティッシュで優しく叩いた。
「・・・・っ!」
「ほら、もういいぞ。後は絆創膏だけだ」
「・・・・悠哉・・・・絆創膏は・・・・私が・・・・」
「あぁ。じゃぁ頼む」
「・・・・うん・・・・」
「それにしても、ゆうや消毒液なんか持ってきてたんだね」
「あぁ。日向が転んだ時に直ぐ対処出きるようにな」
感心したように言う日向の頭に手を置き、ポンポンと優しく叩いた。
「うゅ・・・・ありがと//」
「・・・・美優・・・・私・・・・急ぐと・・・・転ぶよ・・・・って・・・・言ったよね・・・・?」
「ご、ごめんなさい」
こっちは何か大変な事になってるな。
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