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「はいはい。先に着替え用意しような」
ぎゅっと抱きついてくる日向の頭を撫でて、風呂場を出た。
「あれ、日向はそれ持ってきたのか」
日向が鞄から取り出したのは、家で使っている猫耳の着ぐるみパジャマだった。
「うん。お気に入りだから//」
「そっか」
それ着たらまた、にゃぁ何て言って、すりよってくるのか。
「ねぇゆうや、着替え用意したから・・・・」
「用意したから?」
「・・・・・・ぎゅってして///」
やっぱり素直が一番だな。
「いいよ。でも風呂場でお湯の量確認しながらな」
ここで日向を抱きしめてたら時間忘れて、溢れそうだし。
「じゃぁはいっ//」
こっちに手を伸ばして、抱っこをねだる日向を抱き上げる。
「えへへ・・・・//」
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