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少し歩くと、小さな食堂を見つけた。
｢日向、ここにするか？｣
｢うん。沖縄そばあるかな｣
｢まぁ、入って聞けばいいだろ｣
｢いらっしゃい｣
ガラガラと引き戸を開けると、40代位の女の人がいた。
｢すいません。沖縄そばあります？｣
｢えぇ。あるわよ｣
｢じゃぁ沖縄そば二つ｣
｢沖縄そば二つね｣
そう言うと、厨房に入って行った。
｢ほら、何時までもくっついてないで。大丈夫だから｣
店に入ってから、ぴったりと抱きついている日向の頭を優しく撫でる。
｢････うん//｣
｢本当可愛いな。日向は｣
｢うぅ････///｣
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