卒業

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家に帰ると何故か母さんが何時もより豪華なケーキを用意していた。 「何だこのケーキは?」 「何だって、合格の前祝い?」 いや、聞かれても・・・・ と言うか気が早いだろ。 「まだ合格してるか分からないだろ?」 「だって、どうせ合格してるでしょ?」 確かに自己採点では合格点数は満たしてたけど。 「ゆうや、ケーキまだ食べちゃだめ・・・・?」 日向は甘いものに目が無いからな。 「いいよ。食べようか」 「やった!」 「ひな君には優しいのね」 「当たり前だろ。日向は俺の大切な恋人なんだから」 既にケーキを食べ始めている日向の頭を優しく撫でる。 「ん・・・・//」 「美味しいか?」 「うんっ//」
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