卒業

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ケーキも食べ終え、のんびりしていると、暗くなり始めていた。 「日向、そろそろ帰らないと」 「・・・・ゆうや、明日不安だからもっと側に居て・・・・?」 不安って言っても、どうせ日向も合格してるだろうから大丈夫なんだけど。 「分かった。じゃぁどうして欲しい?」 涙目の上目遣いでお願いなんて、可愛いすぎる。 日向を膝の上に座らせて、頭を優しく撫でる。 「えっと、僕のお家に泊まって?」 「いいよ。雪さんに連絡は?」 「さっきメールで聞いたらいいって!」 「分かった。用意してくるからちょっと待っててな?」 「ありがとう//」 日向の頭にポンと手を置き、クシャクシャと撫でてから、部屋に戻り、鞄に着替え等の荷物を入れて、リビング戻った。 「お待たせ日向。じゃぁ行こうか」 「うんっ!」
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