129人が本棚に入れています
本棚に追加
/449ページ
朝ごはんも食べ終え、不安でいっぱいな日向の頭を撫でていると、出発時間になった。
「じゃぁ、行ってきます」
「行ってきまぁす」
「行ってらっしゃい!」
「二人とも、合格発表見たら直ぐ連絡してね」
「うん」
「分かりました」
二人に見送られながら家を出て、集合場所である学校に向かう。
「あぅぅ・・・・緊張するぅ・・・・」
「大丈夫だよ。また一緒に通学出来るから」
今は日向と手を繋いで歩いているため、空いている方の手で頭を優しく撫でる。
「ん・・・・やっぱりゆうやに撫でてもらうと、落ち着くし安心する//」
「それはよかった」
「うん。だから、もうちょっと撫でてて?」
「いいよ」
「ありがとう//」
最初のコメントを投稿しよう!