~周年は宣伝に有効

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 出版社が新作を発売しようと考える時、何も考えずに「どっかに面白い物ない?」とやっているだけではない。企画を考える際、様々なきっかけを探すが、その定番の一つが「今年は~の~周年の年」という点である。  一周年、十周年、五十周年、百周年などは、それだけで書籍の企画を立てる格好の材料になる。日本を含む東アジアでは60周年というのもキリのいい年である。干支が完全に一周するのが60年だからだ。  だからエブリスタから作品を世に出そうと本気で考えている人は、この「キリのいい年」を意識した方がよい。まだ十代の若い人でも、少し調べれば十周年ぐらいは意識的に狙える。
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