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「気に入った?」
「ひゃっ!?」
人がいないとばかり思っていたため、私は飛び上がるようにして振り返った。
その視線の先には、笑顔を浮かべ、歳は10歳くらいだろうか。
中性的で、ハーフのように整った顔立ちの美男子が立っていた。
「久しぶりだなぁ…」
男の子は私の横を通り、まっすぐにあの2体の元へ歩みより、彼らをそっと手に取った。
「2人がこんなに楽しそうなの、久しぶりだね」
2人…
2体、じゃなくて?
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