#002

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それにしても眠い…。なんか1日中起きていたような疲労感が残ってる感じだ。今日はあんなに寝たというのに…。 とりあえず、授業の準備しなきゃな。えっと…一時間目は化学か?めんどくさいな…。しかも教師が担任と一緒の田邊なんて。よけい疲れそうだ。 僕は化学の教科書を出そうとすると、バッグの中から一枚の紙切れが出てきた。 「ん?なんだこれ?」 僕はゆっくり腰を曲げその紙切れを拾った。そしてなんの躊躇もなくその紙切れの中身をみた。 そこには全く意味不明なことがかかれていた。 『君は最近不思議なことがおこっている。もしかしたら力になれるかもしれない』 そう書いてあった。 意味がわからないし、そもそも不思議なことって何なんだ?まるでこれから妖精がでて、『世界を救うには、あなたが必要なんです!』みたいになりそうな展開だ。 だけど…違うと思う。誰かの悪戯だろう。そう思った。
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