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「みんなが今日やり始めたアルトは小4からやってから余裕」
そう余裕。
今日はアルトリコーダーの最初の授業だった。
手始めにチャルメラとメリーさんを練習した。
アルトリコーダーは筒が太いうえに、穴も大きい。
ソプラノリコーダーになれてしまったクラスメイトはどうしてもうまくふけない。
ピーとかプーとかポーといった不協和音が教室を飛び交う。
それはしょうがない。誰でも最初はそうなのだ。
小4という幼少期からアルトを触っている私には痛いほどよくわかった。
ただ腹が立ったのは教師の態度。
やっぱり難しいわよねー、そんなすぐできないわよねーと教師。
アドバイスをするわけでもなく、にやにやしながら、生徒の各々の机を回る。
音楽大学卒だか何だか知らないが、あからさまに見下している感じに腹が立ったのだ。
基本的に4人ともこの音楽教師をいけすかない奴程度に認識していた。
それ以上はなかったのだが、今回ばかりは腹が立った。
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