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「そういう文句は過去の偉人にいいなさい。」
カリーの意見をばっさり切り捨てる紫さん。
言い出しっぺの私は何とかスペアに持ち込む。
それに続いて、紫さんが投球。
球はきれいなカーブを描き、ピンに突っ込んだ。
ストライク。
「カーブってどうやって投げんの?」
「おぼろさんが自分のの神経の図太さを説明できるなら教えてあげる。」
要するに説明できないといいたくないのだ。
私はカーブの習得をあきらめ、席に戻る。
「おぼろは投げる姿勢が悪い」
「おぼろは口が悪い」
「うるせえ」
カリーが2回とも一ピンで終わり、私にびり脱出の兆しが見える。
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