通達

2/11
9人が本棚に入れています
本棚に追加
/76ページ
三上「あぁー、吉野ムカつく。質問返ししてんじゃないわよ、あのぶりっ子…!」 プルルルル…。 メールだ。 三上「なになに?」 大木「通達。エリア内に密告に役立つアイテムが入った宝箱を4個設置した。」 瀬川「置き場所のヒントは家・鏡・像・森だ。」 中尾「森ってざっくりしすぎでしょ…。」 龍崎「……はぁ?」 エリア内に、密告に役立つアイテムが入った宝箱が4個設置された。 宝箱はくまのいえ・鏡の間・銅像の裏・銅像に通じる森の階段にある。 プレイヤーたちはヒントをもとに宝箱を探し出せるのか? 吉武「やっぱり動かなくてよかった。」 通達を受けて早速くまのいえの中に入る。 吉武「『ジャンプ!○○中』のロックハート城編と似たような感じだったので、ここにアイテムがあるはずだと踏んでたんです。」 スタッフ「凄いですね!」 吉武「そんなことないですよ…。ありました!」 吉武、宝箱を発見。 吉武「中身は塔の鍵ですかね。」 パカッ。 吉武「やっぱり…。」 吉武が手に入れたのは、塔の鍵。エリア中央にある塔の屋上から他のプレイヤーを密告できる。 吉武「本家でいったらオリラジの中田さんですね、今。……誰か来ました。」 吉野「いっそげ、いっそげ~。」 三上がいると勘違いしたまま、アイテムを取りに向かう吉野を捉えた。 吉武「隠れましょう。」 吉野「三上さんがくまのいえにいるとか…。似合いませんよね~!」 似合うかどうかはさておいて、嘘だ。 吉野「…そういえばさっき誰かいましたよね?三上さん?」 吉武「向こうに気付かれてないかな…?」 吉武だ。 吉野「まぁいいや。とりあえずアイテムを取らなきゃ。」 2人の位置関係はこのようになっている。image=460831564.jpg
/76ページ

最初のコメントを投稿しよう!