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AM7:00
ピピピピピピピピピピピピ
「う…う~ん?」
僕は、激しく鳴る目覚ましを止めあくびをしながら起き上がった。
「またあの夢…今後起こる事を予知してるのか…。」
予知夢じゃないかと疑ったが、超能力者じゃないしさすがにそれはないか。
「考えすぎかな、同じ夢を見たからって気にする事じゃないな」
自分にそう言い聞かせ、部屋を出ようとした時
ガチャ!
「サム起きてる?!」
ドアは勢いよく開いた。
「あぁ、おはようジェシカ」
入って来たのは、僕の彼女ジェシカ
「サム!こんな時間まで、寝てていいの?!」
あ…伝えるの忘れてた。
「今日と明日は休みなんだ、明後日は面接…そこで僕の将来が決まるんだ。」
僕は、名門のレッドフルー大学の筆記試験を終えたとこテストの内容には自信があった…が面接となると別だ。
「大丈夫よサム、自信持って」
そう言いながら僕を抱き締めてくれた。
「キミが居なくちゃ――」
そう言い掛けたら彼女は僕から離れ
「生きていけない?」
と言い微笑んだ。
心を見透かされたみたいだ…
「なんで、わかったの?」
僕が聞くと
「顔を見れば、あなたの言いたい事ぐらいわかるわよ」
と自信満々に言った。
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