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あれから家に帰り私は店長になる事を考えた。
どうすればいいんだろう。
考えれば考える程わからない。
もう3時を回っていた。
明日は早いのに……
そろそろ寝ようかな。
目を瞑りしばらくして眠りについた。
ーーーーーー
翌日。
7時頃に目を覚まし準備をして会社に向かった。
『おはようございます』
『あっ美菜さんおはようございます。昨日社長の話何だったんですかぁ?』
今話しかけてきたのは同僚の川本由美。
私の1つ下で年が近い事もあり結構仲良し。
1ヶ月に1回は食事に行く仲なの。
『あーうん。何かね、もう一店舗出すからそこの店長どお?って言われたの』
『凄いじゃないですかぁ。もちろんOKしたんですよね?』
『ううん。正直今は悩んでる。』
『遠いとか?』
『ううん。今住んでる所から通える距離だけど……』
『じゃー悩む事ないじゃないですか。スキルアップですよ。社長に見込まれたんですから。そのお話受ければいいと思いますよ?』
『うーん。私に出来るかなぁ?』
『初めから全部出来る人はいませんよ。社員を頼ればいいんです』
『由美に話したら少しスッキリした。前向きに考えてみるよ』
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