俺を恨んでみろ

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「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁl!!!!!!!」 惨劇、彼らから見れば暇つぶし、又は遊び。しかし被害者側からすれば堪ったものではない。 もちろん逃げ出す者が出てきてもおかしくはないだろう。例え子供を残してでも、人間の本能は騙せない。 「にげるなよぉ」 拳銃を構え、後頭部に照準を合わせる。 「ぎゃっ!?」 断末魔。 「おかーさん?」 騎士達が笑い合う中、取り残された年端もいかない女の子はおぼつかない足取りで倒れた既に無機物と化した母親であったものの所へと向かった。はずだ。 「わははははははははははははははははは」 騎士達は笑う。笑う笑う笑う。 女の子の首を跳ね飛ばしてなお、笑い続ける。 果てには亡骸を燃やし始める始末。つくづく即死なのがせめてもの救いなのだろうか。民を守るはずの騎士とは実に面白い。 「わははははははははははははははははは」 あと一組の母子。腰が抜けて立ち上がることさえままならない母親。いや、悟っているのだろうか。 自らの死期を。子供が物心がつく前に死なせてやるのも確かにありなのかもしれない。 だがそうはさせない。 この国を潰すために。そして俺の快楽のため。
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