番外編 Ⅲ

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良の身体はとても熱くて、首元に手を伸ばすと少しだけ身体をびくつかせた。 「…桃華の手冷やい。」 「気持ちいい?」 「…うん。」 「早く良くなってね…。」 いつも無理しすぎだよ…。 「ん…。」 ゆっくり瞼を閉じる彼をただただ見ていた。 .
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