余リ者ニハ福キタル?!

番外編 Ⅲ

―翌日―

「大丈夫？」

「んー…。風邪だって。」

待合室で待ってると、気だるそうに診察室から出てきた。

「ちょっと病棟に報告してくる…。」

「うん。薬貰っとくね。」

「ん。」

彼の背中を見届けながら、ソファーに腰掛けた。

暫く待っていると、番号が表示され、窓口に向かった。

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