番外編 Ⅲ

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あ、あれ? 唇に感じる感触の違いにゆっくり目を開けた。 唇に触れていたのは彼の大きな手。 「…やっぱダメ。」 「ふ?」 口許は彼の手で覆われいるから、声が籠る。 「キスしたいけど…。」 瞼にキスを落とされた。 「…我慢する。」 …気にしなくていいのにな…。 .
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