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おかしくない
自分が嫌いになるときなんて
誰にだってあるでしょう?
生きることを嫌がってる人だって
自分だけじゃないから。
一歩外に出たら、見つけられる
街の匂い、雨の匂い、安心する君の匂い。
それが僕の生きる理由で
僕が死ねない理由だから
愛しくて、見失いたくなくて
夢中で追いかけていたらさ
辺りは赤い光に満たされて
なんだもう5時か…
家に帰らないとだな…
未来なんて約束されてないのは知ってる
この夢の終わりもいつかは来るのかな?
明日地球が終わったって
バラバラの僕の死体が
道を汚していたっておかしくない
だけどそんなこと信じられないでしょ?
だからとりあえず期待するのは、
「明日君に会えること」
本当にそれだけでいいんだ…
この世の中は辛いことが
起こることは当たり前だから。
「明日も朝がくる…」
それもおかしい話じゃないね。
また明日が来ますように。
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